gigi’s diary

白い壁を眺めるのが疲れたら書くブログ

人生

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ツンデレ

 

こないだの金曜日、某駅の地下道でフレッシュジュース(いちごとバナナ)を飲みながら癒されつつボーッと歩いていたわけです。なんらかの宗教やスピッてるときや医療的施術などにおいては、本当にリラックスしていた状態だったと思います。そんな中、左下からアンケート用紙を持った若い男がスコッと現れて私は思わず「わ!びっくりしたー!」と声に出してしまいました。人間としての危機感が薄れた状態を見られていたということに、ハッとなってイカンイカンなんて思っていると「ちょっとあの、すいません」とアンケート以前にマニュアルであるのだろうか、立ち止まらせようとしてくる。そこで昔の私なら、立ち止まって何の用件かを聞いてから「ごめんなさい、急いでいるので」とお断りをしていたが、今回は違う心境が芽生えた。なぜ立ち止まらないといけないのだと思ったわけです。心遣いの話ですよ。ですが私の人生において、いきなり近づいて運命を変えようとする越権ではないかと。きっと人の人生はこのように転がっているのだろうと思い、歩きつつ「ごめんなさい」と言ったのです。私にしては、ちょっと失礼かなとも思えるハードルの高い断り方だったのです。ですが、相手は怯まず「おねえさん、ちょっとだけ」と左下から来るわけです。ああ、仕事ですよね。分かってますよ。と思いつつ、断りなれてない私から出た次の言葉は「やめてください」だったのだ。マジトーンだったし、自分でもびっくりした。やめてくださいって言葉は、いわゆるNoである。Noはイイエであり、拒否拒絶なのである。すると男の人はスーッと身を引いた。そのまま歩きつつ、少し嫌な言い方をしてしまったなと後悔した。「お引取りください」のほうがスマートだったなとか。「やめてください」って痴漢にあったのかよだし。心無かったなと思ったけど、本心だった。心無い自分の行動に驚き、ショックを受けた。仕事と割り切っててほしいな彼には。考えすぎなのかしらね、でももういい大人(30過ぎ)なので、心無い一面も自分なのだと認める方向で生きてくことにする。生きていくのは辛いね。